NSIG(National Silicon Industry Group, 上海硅产业集团股份有限公司)

企業HP:硅产业集团
wiki:National Silicon Industry Group – Wikipedia
2015年に、中国国内の複数のファンドやVCらによる共同出資により設立。
持ち株会社として設立以来M&Aを重ね、2016年に中国のZing(上海新昇半导体)とフィンランドのOkmetic、2019年に中国のSimgui(新傲科技)を買収し、子会社化している。
また、2016年にはSOIウェーハに強みを持つフランスのSoitecに対する投資を実施し、同社株式の14.5%(当時)を取得した。2025年3月31日時点での出資比率は5.84%で第5位株主となっている。ちなみに、Soitecには他にも日本の信越化学工業(4063)が出資している。*Soitecの株主構成:リンク
2019年には日本のGSIクレオス(8101)が少数株主として出資している。
GSIクレオス、中国NSIGへ資本参加-傘下企業との事業提携強化し半導体関連事業を拡大 – 日本経済新聞

中欣晶円(Zhongxin Wafer)

企業HP:杭州中欣晶圆半导体股份有限公司
2017年に設立。2020年には、寧夏中鑫ウエハー半導体科技有限公司と上海中鑫ウエハー半導体科技有限公司の事業統合と内部再編により、杭州に本社を置く統合事業体となり、半導体単結晶インゴットの引き上げから4~12インチの半導体シリコンウエハー加工まで、一貫した生産プロセスを提供している。
2002年に、上海申和熱磁電子有限公司と東芝セラミックス、三井物産株式会社、フェローテック中国グループの共同出資により単結晶シリコン生産ラインを設立とともに単結晶シリコンウエーハの生産技術を導入したことが同社のスタートである。
2025年時点では日本のフェローテックHD(6890)の持分法適用関連会社となっている。
上海超硅(Shanghai Ultra-silicon)
企業HP:www.ast.com.cn
上海と重慶に生産拠点を持ち、上海松江には300mmウェハーの全自動インテリジェント生産基地、重慶には200mmウェハー生産基地、そして上海松江にはウェハー再生生産基地があります。一流大学と共同で半導体材料の先端技術研究室を設立しており、上海の「300mmウェハー全自動インテリジェント生産ライン」プロジェクトは、2019年から2023年までの上海市重点プロジェクトに指定されました。
TCL中環(TCL Zhonghuan)

企業HP:TCL科技集团(天津)有限公司
wiki:
TCL中環新能源科技股份有限公司(以下「TCL中環」)は、1999年に設立され、旧社名は天津中環半導体股份有限公司でした。TCL科技に買収された後、2022年6月に社名を「TCL中環」に変更しました。
2023年には中国国内の同業他社である鑫芯半導体科技を買収し、事業規模を拡大させました。
中国半導体ウエハー大手「TCL中環」、約1480億円で同業買収へ | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
立昂微(Lion Microelectronics)

企業HP:杭州立昂微电子股份有限公司
杭州立昂微電子股份有限公司(Hangzhou Lion Microelectronics Co., Ltd.、以下「立昂微」)は、2002年3月に浙江省杭州で設立されたハイテク企業です。集積回路用半導体材料、半導体パワーチップ、集積回路チップの設計、開発、製造、販売に特化しています。同社は中国の主要なシリコンウェハーサプライヤーとして、中国大陸で10%以上の市場シェアを占めています。現在、杭州、寧波、衢州、嘉興、海寧に5つの事業拠点を有しています。
西安奕斯偉(Xi’an ESWIN)

企業HP:西安奕斯伟材料科技股份有限公司-官网
西安奕斯偉(Xi’an ESWIN)は、2018年2月に奕斯偉科技有限公司(ESWIN)が西安に設立したシリコン材料製造会社です。奕斯偉材料は、12インチのシリコン単結晶ポーリングウェハーおよびエピタキシャルウェハーの研究開発、製造、販売を主な事業としています。製品は、電子通信、新エネルギー車、人工知能などで使用されるメモリチップ、ロジックチップ、画像センサー、ディスプレイ駆動チップ、パワーデバイスなどに幅広く利用されています。現在、奕斯偉材料は、技術品質、生産製造、生産能力のいずれにおいても、中国国内でトップクラスの地位を確立しています。
同社は高品質で安定した製品と専門的で効率的なサービスにより、国内外に100社以上の顧客を抱えています。量産製品は、先端プロセスのDRAMメモリチップ、200層以上の3D NANDメモリチップ、ハイエンドロジックチップなどに採用されています。
亜化諮詢の「中国半導体用大口径ウェハー年次報告2024」によると、奕斯偉材料は西安に2つの工場を所有しています。第一工場は2023年6月に月産50万枚の生産能力を達成し、12インチ電子グレードシリコンウェハー分野で国内トップの出荷量を誇っています。第二工場は2022年6月に建設が開始され、わずか1年半で完成・稼働し、現在生産能力を増強中です。
有研半導体(GRITEK)
2017年、RS technologies(3445)と中国の有研科技集団有限公司(GRINM)及び福建倉元投資有限公司と三社間で合弁会社として設立。
2021年、GRITEK上場準備に伴い、GRITEKの組織形態を株式会社へ変更するとともに社名を変更(新社名:有研半導体硅材料股份公司)。
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